2019年12月10日火曜日

県議会の駐車スペースの安全確保へ

県議会の障害者駐車場の福祉車両スロープの着地点が急傾斜があり、車いす乗降に危険が発生していた問題で、改善を要望していた障全協みやざきは9日、県当局から説明を受けました。
 県の担当者は、今後は危険のある駐車スペースは避け、隣接する安全なスペースを利用することを提案しました。今後駐車場利用のときは、県職員が誘導することも提案しました。
 説明には、川越賢二会長、横山祐子事務局長、馬場洋光事務局次長、濱砂ゆきみ会計が参加。日本共産党の来住一人県議も同席しました。

2019年10月26日土曜日

現物給付化「早くて来年」県が言及

障全協みやざきも参加する「障害者医療費助成制度をよくする会」は25日、宮崎県庁を訪れ、渡辺善敬宮崎県福祉保健部長と懇談しました。
冒頭、川越賢二会長は「県議会で請願採択された重度障害者医療費助成制度の現物給付化を一刻も早く実現していただきたい」と要望しました。
これに対し渡辺部長は「実施にむけていま作業を進めている。早くて来年度中には実施したい」と述べました。
また、県が就学前としている子どもの医療費助成制度を対象年齢を拡大を要望。県の担当者は「国としてやるべきものだ」として、冷たい姿勢を示しました。
懇談後、横山祐子事務局長は「障害者医療費助成制度の現物給付化について県が初めて実施時期について言及したことは一歩前進。今後も広範な方々と手をつなぎ、ねばり強く運動をすすめたい」と語りました。
26日付「宮日」

2019年10月7日月曜日

東日本大震災と障害者の映画「星に語りて」県内各地で上映

 2011年3月11日、東日本大震災。1万8千人を超える死者の中で障害のある人の死亡率が全住民の2倍。あのとき、何が起こっていたのか。障害のある人と支援者はどう生きたのか。当時を知る証言者たちへの取材に基づき、その知られざる実情を描く映画「星に語りて ~ Starry Sky ~」。
 きょうさんれん40周年記念映画として、この11月から12月についに宮崎でも県下各地で上映されます。
 障全協みやざきも上映実行委員会に入って成功にむけて活動しています。

 南海トラフ地震発生が予想される宮崎でこそ、多くの方に見ていただきたい映画です。ぜひ足をお運びください。
◎大人(高校生以上)1000円◎親子ペア1500円◎障害者・家族500円
都城 11/29(金)16:30開場17:00上映 都城市中央公民館 都城市姫城町7-8
℡0986-24-5969
②小林 11/30(土)12:30開場13:00上映 オーガニックカフェ・イービレッジ 小林市本町19 ℡0984-24-0425
③宮崎 12/1(日)⑴9:30開場10:00上映 ⑵13:00開場13:30上映 宮崎市総合福祉保健センター 宮崎市花山手東3-25-2 ℡0985-52-5131
④日向 12/2(月)18:00開場18:30上映 日向市文化交流センター 日向市中町1-31 ℡0982-54-6111
お問い合わせは実行委員会(℡090-1162-7153河野)まで。チラシPDF

↓予告動画はこちら

2019年8月22日木曜日

ふたたび県市長会が「現物給付化」を知事に要望


 昨日、宮崎県市長会(会長・戸敷正宮崎市長)は、重度障害者医療費助成制度の現物給付化を河野俊嗣知事に要望しました。(写真は宮崎日日新聞の報道・写真をクリックすると大きくなります)
 これは1月の要望に続いて知事に要望したものです。私たちの要求を後押ししていただき、本当に心強いです。
 とくに宮崎市は7月、未就学までだった子どもの医療費助成の対象を来年4月から中学校卒業までに拡大しました。宮崎市の子ども医療費徐栄制度は、通院・入院ともに現物給付のため、これにともない、重度心身障害者医療費の助成制度も、中学校卒業まで、通院は現物給付に改正されます。ひとり親家庭等医療費助成制度も同様です。
 しかしいぜん、重度障害者医療費助成制度の通院立て替え払いが、障害者や家族に重くのしかかっています。一刻も早い現物給付化が求められます。

2019年8月11日日曜日

第3回総会・画期的な2大要求の前進

障害者の生活と権利を守る宮崎連絡協議会は10日、宮崎県福祉総合センターで第3回総会をひらき、40人が参加しました。
 川越賢二会長(写真)はあいさつで、昨年の第2回総会から1年、「重度障害者医療費助成の現物給付化」「65歳障害者の障害福祉サービスの継続」という2つの障害者・家族の切実な願いについて、大きな前進を勝ち取り、今日を迎えました。これは全国と宮崎の障害者運動にとって画期的なものであったといえます」と述べました。
来賓として、宮崎県難病団体連絡協議会の平山真喜男ALS協会宮崎支部長(写真)、全国障害者問題研究会宮崎支部・河野美穂子支部長、きょうされん加盟の宮崎の事業所であるポノポノの長谷川貴士施設長があいさつされました。
 討論では、自治体における障害者雇用偽装(水増し)問題が大きな政治問題になっており、徹底した原因究明・再発防止、被害者救済を強めるべき」「日常生活用具の紙おむつについて要件緩和お願いしたい」「重度障害者医療費助成制度の現物給付化の活動に励まされた。子ども医療費助成拡充運動でも力をあわせましょう」などの発言がありました。

 参加者からは「参加者が多くて運動の成果が広がってきているんだなと感銘を受けました」「発足2年目とは思えないほどのたくさんの成果、行動力、実行力に頭が下がります」「会員のみなさんの運動などのとりくみに感動し、刺激になりました」などの感想が寄せられました。
 選出された新役員は次のとおり。会長・川越賢二(再)、副会長・甲斐裕好(再)、事務局長・横山祐子(新)、事務局次長・馬場洋光(新)、幹事・海老原次子(新)、濱砂ゆきみ(新)、村尻健一(再)、川越亜子(再)

2019年8月10日土曜日

学習会「介護保険と障害福祉サービス」

 
障全協みやざきは10日、宮崎県福祉総合センターで、「介護保険と障害福祉サービスを考える学習会」をひらき、県下各地から40人が参加しました。
 講師はこの問題のスペシャリストである雨田信幸・きょうされん大阪支部事務局長。
 雨田さんは、まず高齢障害者にたいする「介護保険優先原則とは何か」を説明。このなかで、2010年1月の自立支援訴訟団と政府との基本合意のひとつである「介護保険優先原則は廃止」を政府がいまだ実行していないことを示しました。
 その一方、脳性まひで重度の身体障害がある岡山市在住の浅田達雄さん(70)の、介護保険の申請がないからとして65歳の誕生日で障害福祉サービスを打ち切ったのは違憲・違法だと訴えていた裁判の全面勝訴の経過と判決内容を詳細に説明しました。
 雨田さんは、①障害者総合支援法は高齢期を迎えた障害者に充分対応できない、②介護保険制度は高齢者の実態に充分対応できないの2点を指摘しました。
 最後に雨田さんは、浅田裁判の画期的判決という新たな状況をふまえ、①介護保険関係者と障害当事者・関係者との連携、②自治体にたいする運動、③当事者を孤立させず支えるとりくみ、④国にたいして介護保険優先原則の撤廃を求める高齢障害者の介護保険優先の改善にむけた4つの具体的な行動を提起し、運動を呼びかけました。
 障全協みやざきの馬場洋光事務局長は、宮崎市在住の菊永基次さん(65)が、65歳の誕生日を前にした3月に介護保険認定申請をせず、現在利用している障害福祉サービスの継続・更新を求めたことに対し、宮崎市は、それを認めた経験を報告。「障全協みやざきに気軽に相談していただき、解決していきましょう」と呼びかけました。
 「わが施設にも高齢障害者がいるので、考えていきます」「65歳問題を知らせていきことが大事だと感じました」「障害者福祉だけがよくすることはないとの雨田さんの言葉に連帯の大切さを感じた」「社保協キャラバンで自治体の懇談を強めたい」「議会でもとりあげていきたい」などの感想が寄せられました。

2019年7月5日金曜日

8月10日に第3回総会を開きます

現安倍政権が2012年12月に誕生して7年目をむかえています。改憲、消費税増税・社会保障「改革」を阻止することが求められています。
私たち障害者・家族、関係者にとっては、旧優生保護法による強制不妊手術問題、中央省庁・地方自治体における障害者雇用偽装(水増し)問題が大きな政治問題になっており、徹底した原因究明・再発防止、被害者救済が求められています。こうした問題の根本には、「やまゆり園殺傷事件」以降問われている「障害者は生きる価値がない」の優生思想、障害者差別・障害者排除の考えがあることはいうまでもなく、あらためて憲法を守ると共に、国連・障害者権利条約の締約国としての責任を果たさせていかなければなりません。
 このようななか、私たちはこの1年、障害者・家族の切実な要求を掲げ、その実現のために全国や地域の仲間とともに奮闘してきました。とくに「重度障害者医療費助成制度の現物給付化」の運動は、1万筆をこえる請願署名を集め、県議会で全会一致で採択され、ついに河野知事は実施を明言するという歴史的な成果をおさめました。また「高齢障害者の介護保険優先」問題でも、宮崎市で65歳の男性が障害福祉サービスを継続させるという画期的な経験が生まれました。
 この一年間の総括をし、当面する方針を確立するために、第3回総会を開催します。総会に先立ち、雨田信幸きょうされん大阪支部事務局長を講師に「介護保険と障害福祉サービス」学習会をひらきます。
 つきましては、ご多忙中と思いますが、下記の日程でおこなわれる総会にご参加いただきますようご案内するものです。どなたでも参加できますので、お気軽に足をお運びください。

□日時 2019年8月10日(土) 
▼13:30~15:00 学習会「介護保険と障害福祉サービス」(←詳細はクリックしてください)
▼15:15~17:00 障全協みやざき第3回総会
□会場 宮崎県総合福祉センター・2階「ボランティアセミナーセミナールーム」
宮崎市原町2-22 ℡0985-27-0858
□資料代 一般1000円、障害者500円

2019年7月2日火曜日

8月10日に「介護保険と障害福祉サービス」学習会

障全協みやざきは、8月10日の第3回総会の記念講演として「介護保険と障害福祉サービス」学習会をひらきます。
 講師は、この問題のスペシャリストである雨田信幸・きょうされん大阪支部事務局長。
 宮崎市在住の菊永基次さん(65)=写真右=が、65歳の誕生日を前にした3月に介護保険認定申請をせず、現在利用している障害福祉サービスの継続・更新を求めたことに対し、宮崎市は、それを認めました。
 いま全国各地で65歳になった障害者が介護保険を申請せずに、それまで利用してた障害福祉サービスを継続させる例が広がっています。
 その大きな力になっているのが、脳性まひで重度の身体障害がある岡山市在住の浅田達雄さん(70)の、介護保険の申請がないからとして65歳の誕生日で障害福祉サービスを打ち切ったのは違憲・違法だと訴えていた裁判の全面勝訴です。
 この画期的な判決と介護保険と障害福祉サービスの関係を学ぶとともに、障害者が高齢になっても自らの尊厳を守り、生きられるためにどうすればよいかをごいっしょに考えてみませんか。
 時間は13時30分から15時まで。場所は宮崎県総合福祉センター2階・ボランティアセミナールーム。資料代として障害者500円、一般1000円。
案内チラシPDF

2019年6月6日木曜日

「もう待てない!現物給付化」求め県当局と懇談

 重度障害者医療費助成をよくする会は6日、「もう待てない!現物給付化」を求め、県当局との意見交換をおこないました。
 懇談で藤井浩介・障がい福祉課長補佐は、「現物給付の実施をめざし、4月から市町村と検討会を立ち上げて、県福祉保健部として最優先課題としてとりくんでいる。知事もスピード感をもってとりくむと言明している」と現在の進捗状況を説明しました。
 参加した障害者・家族からは、「実施のめどはいつか?」「少ない年金では医療費を立て替えられず、病院受診をひかえている」「年金も少ないし仕事もない。収入も少ないうえに病院受診が増えた」「現物給付を機会に自己負担はゼロにしてほしい」など早期現物給付を願う切実が発言が相次ぎました。
 藤井課長補佐は、「みなさんの要望は検討会で反映させたい。早くて来年度の実施をめざしたい」と述べるにとどまりました。
 意見交換終了後参加者は、県庁正門前に移動し、マイクアピールで、早期実現を訴えました。

 
7日付「宮日」
12日付「しんぶん赤旗」

2019年5月30日木曜日

再度要望の市営住宅の床の修繕が実現

 市営住宅に入居している障害者の男性から寄せられたキッチンの床の修繕を障全協みやざきが宮崎市に要望していたことを受け、このほど宮崎市は修繕をおこないました。要望の様子
 去る23日に障全協みやざきは、「この男性宅のキッチンの床の一部が腐ってきており、 先日も男性が歩行器を使用中にこの部分で転倒して額を何針も縫う大けがを負った。しかし市は、『完全に穴があくまで壊れないと修繕できない』などと返答された」と経過と実情を説明し、再度修繕を要望していました。
 

2019年5月23日木曜日

タブレット・携帯端末購入公費補助で宮崎市と意見交換

障全協みやざきは23日、タブレットや携帯端末を日常生活用具(福祉用具を公費補助で給付・貸与する制度)追加の問題で、宮崎市と意見交換をおこないました。
 要請で、4月に障全協本部がおこなった厚生労働省交渉の参加者は、「タブレットや携帯端末を日常生活用具追加について、障害者向けのアプリがインストールされていれば、その端末は専門性があり、追加については市町村の判断であるとの厚労省の回答を得た」ことを紹介。「以前の市の見解は、『タブレット・携帯端末は、汎用品であり追加はできない』とのことだったが、全国にはいつくかの市町村でタブレット端末などを日常生活支援用具に追加している市町村もあり、宮崎市でもただちに日常生活支援用具に追加していただきたい」と訴えました。
 担当の市職員は「現在厚労省に見解を問い合わせている」と述べ、返答がありしだい、障全協みやざきに知らせることになりました。
 この日は、日常生活用具の紙おむつの要件の緩和や市営住宅に入居している障害者から寄せられた住宅改修についても要請し、担当課と意見交換しました。

2019年5月17日金曜日

今年も夏期物品販売にとりくみます

 結成して2年、「障害者医療費助成制度の現物給付化」「65歳以降の障害福祉サービスの継続」など、立場をこえて多くの障害者・家族と手をつなぎ、切実な願いを実現してきました。
さらに障害者・家族の願いにこたえる活動をすすめるためには、財政の強化が必要です。出費のかさむ折恐縮ですが、夏期の活動資金支援のための物品販売にご協力いただきますようお願いいたします。
 商品は10種類で価格はすべて1つ1000円。チラシPDF

*申し込み方法
チラシ裏の注文書に必要事項をご記入し代金を最寄りの役員にお渡しいただくかFAX(0985-68-3071)か郵送で注文書を送付し、代金は郵便振替で送金いただければ、後日配達いたします(宮崎市近郊に限ります)。
*送り先
〒880-0941宮崎市北川内町谷口5399 障害者の生活と権利を守る宮崎連絡協議会 ℡090-5471-7078 FAX0985-68-3071
郵便振替01780-4-168982 または ゆうちょ銀行 当座 一七九店 168982
いずれも名義は 障害者の生活と権利を守る宮崎連絡協議会


バリ旨 博多ラーメン  4食組  1000円
辛っ!担担麺  4食組  1000円
トマトら~めん  4食組  1000円
鴨出汁つゆ うどんとそば うどん2食、そば2食 1000円
ビーフカレー中辛  5食組  1000円
ビーフカレー甘口  5食組  1000円
ミックスナッツBOX 10パック  1000円
北海道のメロンと3種のゼリー 10個入り 1000円
島原手延そうめん 12束入り 1000円
夏盛り 冷やし中華 4食入り 1000円

2019年5月13日月曜日

宮崎市が日常生活用具に「音声血圧計」を追加

 宮崎市はこのほど、日常生活用具の見直しをおこない、障全協みやざきが要求していた音声血圧計を対象品目に追加しました。
 「日常生活用具」は、福祉用具を公費補助で給付・貸与する制度です。
 障全協みやざき監事で視覚障害者の上本野國義さんは、「仲間と力をあわせて声をあげれば、願いは実現できることを実感しました。タブレット端末の追加もめざしてがんばりたい」と語っています。

2019年5月11日土曜日

障全協第53回総会に参加して

4月7日東京で障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会・第53回総会がひらかれ、宮崎から4人が参加しました。感想を紹介します。

宮崎の活動が全国を激励 会長・川越賢二 
総会の前に、障全協の白沢仁事務局長が、「県議会請願の全会一致採択や知事の実施表明など、宮崎県の障害者医療費助成制度の現物給付化を求める活動に、「障全協みやざき」から、全国の仲間が元気をもらってます」とおっしゃられました。あらためて、これまでの障全協みやざきの活動の成果の大きさを感じました。
 宮崎県は他の都道府県に比べると、障害者にたいする施策がまだまだ遅れていることが多いと言わざるを得ません。とくに宮崎交通の車イスバス利用者に対する乗車拒否や「三日前予約」は典型的です。
 総会で学んだことを力にして、これらの課題を一つひとつ解決して行けるよう、がんばっていきたい。

全国の仲間に勇気もらった 幹事・川越亜子
65歳障害福祉打ち切り訴訟で全面勝利した岡山の浅田達雄さんが参加されていて、笑顔が印象的でした。
また65歳を前に障害福祉サービスの継続を勝ち取った菊永基次さんはじめ宮崎の運動の前進も感じられました。最初にもの申すことは勇気がいることではないかと思いまず。これから私なりに少しずつ勇気ある行動が出来るようになりたいと思います。
 翌日は政府交渉に行きました。タブレット端末を日常生活用具に加えてほしいと要求したら、「地方に聞いて下さい」とのことでした。宮崎の自治体と似ているところがあるなあと私は感じました。
 
政府要請で大きな成果 事務局次長・横山祐子
昨年、画期的な判決を勝ち取った岡山の浅田さんや現在係争中の千葉の天海さんも出席しての会議は70名近い参加者で議事が進み、「65歳以降の障害福祉サービスの継続」「障害児教育保障をめざす」「消費税増税反対」等の決議をしました。
 2日目の政府への要請行動では、私は医療関係の班に参加して厚労省と懇談しました。
 障全協みやざきから出していた「障害者向けのアプリの入ったタブレット・携帯端末の日常生活用具の追加」については「市町村の裁量に任せる」と有効な回答を得ました。今後この回答を受けて活動していくことになります。
 最後に、今回はたくさんの寄付金協力をいただいて4名出席することができましたことに感謝いたします。

宮崎の活動 総会参加者から反響 副会長・甲斐祐好
昨年に続き、2回目の参加となりました。
大会では、①「障害者の医療費助成制度をよくする会」の活動、②菊永基次さんの65歳以降障害福祉サービスの継続の「障全協みやざき」での活動報告をしました。マスコミに取り上げられた映像の公開や、宮崎市の対応を受けての、菊永基次さんの笑顔の写真の公開など、多くの参加者の心に響いた様子で、総会参加者からの反響も大きく、改めて「障全協みやざき」の実績の大きさを感じました。
 まだまだ宮崎県内においても、障害者・家族の願いは山積みです。今後も積極的に障全協の活動に取り組み、多くの障害者の皆さんの力になって行きたいと、改めて感じています。

2019年5月3日金曜日

宮日新聞が「会」の活動を紹介

 今日付けの宮崎日日新聞に「障害者医療費助成制度をよくする会」の活動が紹介されました。

 また宮崎県重度心身障害児(者)を守る会の会報37号にも紹介されています。

2019年4月22日月曜日

65歳障害福祉サービス継続で通信号外を発行

 3月に宮崎市の菊永基次さんが65歳以降も障害福祉サービスを継続したことを報じる「障全協みやざき」通信4月号外を発行しました。通信号外PDF

2019年3月27日水曜日

65歳以降介護保険移行せず、障害福祉サービス継続

宮崎市の64歳の男性障害者が、宮崎市にたいし、65歳以降の介護保険申請をせず、現在利用している障害福祉サービスの継続・更新を求めていた問題で宮崎市は27日、それをおおむね認めることを本人に告げました。
 この男性障害者は宮崎市大島町在住の菊永基次さん。宮崎市役所を訪れた菊永さんに職員は、65歳以降も障害福祉サービスの利用を認めつつ「1年ごとに介護保険が利用できないのかも検証させてもらいます」と述べました。
 菊永さんは14日に障全協みやざきの役員らとともに、宮崎市にたいし、同内容を通告していました。ブログ(ここをクリック)
 菊永さんは「岡山の浅田さんをはじめ、全国各地で障害者が『65歳問題』で声をあげているたたことに勇気づけられ、またこれからも苦しめられる障害者がいると思い、自分がまず声をあげようと思いました。今回、私の主張が市に認められて本当にうれしい。私に続いてほかの障害者も声をあげてほしい」と喜びの声を語っています。

2019年3月14日木曜日

64歳障害者が介護保険申請をせず障害福祉サービス継続を宮崎市に通告

 65歳の誕生日を前にした障害者の男性が14日、宮崎市に対し、介護保険認定の申請せず、障害福祉サービスの更新・継続を通告しました。
この男性は宮崎市の菊永基次さん(64)。宮崎市障害福祉課への通告には、障全協みやざきの川越賢二会長、馬場洋光事務局長、長住和哉・宮崎県社保協事務局長も同席しました。
 菊永さんは介護保険認定の申請をしない理由として、①少ない障害年金などにより経済的に苦しく利用料が払えないこと、②重度の脳性まひがあり、介護保険に移行すれば、障害福祉サービスの通院等介助や外出支援などの支給時間が減らされる可能性があり、現在がんばって維持している身体機能の低下が危惧されることの2点をあげ、現在利用している障害福祉サービスの継続・更新を要求しました。
 市の担当者は、「わかりました。検討し、近日中に返事します」とのべました。
 この通告の様子を宮崎日日新聞が取材しました。

2019年3月5日火曜日

県議会傍聴席の車いすスペースが増設される 障全協みやざきの要望が実る


このほど宮崎県議会傍聴席の車いすスペースが拡張されました。これは昨年秋、障全協みやざきが要望していたものが実ったものです。
 それまで車いすスペースは2台分しかありませんでしたが、このほど工事がおこなわれさらに2台分が設けられ、合計4台分になりました。
 この要望には、日本共産党県議団も尽力していただきました。
 障全協みやざきは、このほかにも県庁内の多目的トイレや障害者駐車場の改修や連絡通路の屋根の設置など障害者が使いやすい県庁舎にするよう要望しています。

2019年2月18日月曜日

県議会請願採択、知事の実施意向表明を受け、県部長と懇談

 1月に河野俊嗣知事が、障害者医療費助成制度の現物給付化実施の意向を表明したことを受けて、障害者医療費助成をよくする会は2月18日、県庁を訪れ、川野美奈子県福祉保健部長と意見交換をしました。
 意見交換には様々な障害者や家族など11人が参加。「県民連合」や日本共産党の県議3人も同席しました。
 県側は、「スピード感をもって、『現物給付化』をすすめる」と明言。そのうえで複数の医療機関にかかる重度障害者について、どうやって自己負担千円を徴収するかを、模索しており、実施は再来年度になる認識を示しました。
 障害者・家族から「自己負担をゼロにすれば実務の複雑性は解消できるのではないか」「『スピード感をもって』というなら、再来年度予算などといわず、来年度か補正予算でも組んでいくべきではないか」との意見が出されました。
 川野部長は、「寄せられた意見は、検討していきたい」と述べました。
 意見交換後、初めて「会」の行動に参加した障害者・家族からは「粘り強く県へ障害者の声を届けましょう」(オストミー協会の男性)、「今日は勉強になりました。がんばりましょう」(県知的障害者家族会連絡協議会の女性)などの感想が寄せられました。
19日付「宮日」
19日付「読売」
20日付「しんぶん赤旗」

2019年2月2日土曜日

障全協第53回総会 代議員派遣費用支援のご協力のお願い

 昨年は、65歳以上の高齢障害者の尊厳をかけた岡山県の浅田訴訟の勝利、宮崎では私たち障害者・家族の運動におされ重度障害者医療費助成制度の現物給付化を知事が表明するなど、きびしいなかでも声を上げたたかえば道は開けることが明らかになりました。
 障害者・家族の願いをさらに実現していくため4月8日に東京で障全協第53回総会がおこなわれます。障全協みやざきからも4人が参加します。
 つきましては出費がかさむ折恐縮ですが、大会派遣のための募金にご協力をお願いします。

送金先 郵便振替 01780-4-168982
 または、ゆうちょ銀行 店番179 当座0168982
 いずれも口座名義「障害者の生活と権利を守る宮崎連絡協議会」
 通信欄に「大会募金」と明記してください。

2019年1月10日木曜日

ついに知事が「現物給付」実施の意向を表明

河野俊嗣知事は、重度障害者医療費助成制度の現物給付の実施の意向を表明しました。1月9日に県市長会会長の戸敷正宮崎市長と県町村会会長の黒木定蔵西米良村長)が、「現物給付化」の実施の要望をしたことにこたえたものです。
9日付MRTニュース

10日付「朝日」
22日付「宮日」