2019年3月27日水曜日

65歳以降介護保険移行せず、障害福祉サービス継続

宮崎市の64歳の男性障害者が、宮崎市にたいし、65歳以降の介護保険申請をせず、現在利用している障害福祉サービスの継続・更新を求めていた問題で宮崎市は27日、それをおおむね認めることを本人に告げました。
 この男性障害者は宮崎市大島町在住の菊永基次さん。宮崎市役所を訪れた菊永さんに職員は、65歳以降も障害福祉サービスの利用を認めつつ「1年ごとに介護保険が利用できないのかも検証させてもらいます」と述べました。
 菊永さんは14日に障全協みやざきの役員らとともに、宮崎市にたいし、同内容を通告していました。ブログ(ここをクリック)
 菊永さんは「岡山の浅田さんをはじめ、全国各地で障害者が『65歳問題』で声をあげているたたことに勇気づけられ、またこれからも苦しめられる障害者がいると思い、自分がまず声をあげようと思いました。今回、私の主張が市に認められて本当にうれしい。私に続いてほかの障害者も声をあげてほしい」と喜びの声を語っています。

2019年3月14日木曜日

64歳障害者が介護保険申請をせず障害福祉サービス継続を宮崎市に通告

 65歳の誕生日を前にした障害者の男性が14日、宮崎市に対し、介護保険認定の申請せず、障害福祉サービスの更新・継続を通告しました。
この男性は宮崎市の菊永基次さん(64)。宮崎市障害福祉課への通告には、障全協みやざきの川越賢二会長、馬場洋光事務局長、長住和哉・宮崎県社保協事務局長も同席しました。
 菊永さんは介護保険認定の申請をしない理由として、①少ない障害年金などにより経済的に苦しく利用料が払えないこと、②重度の脳性まひがあり、介護保険に移行すれば、障害福祉サービスの通院等介助や外出支援などの支給時間が減らされる可能性があり、現在がんばって維持している身体機能の低下が危惧されることの2点をあげ、現在利用している障害福祉サービスの継続・更新を要求しました。
 市の担当者は、「わかりました。検討し、近日中に返事します」とのべました。
 この通告の様子を宮崎日日新聞が取材しました。

2019年3月5日火曜日

県議会傍聴席の車いすスペースが増設される 障全協みやざきの要望が実る


このほど宮崎県議会傍聴席の車いすスペースが拡張されました。これは昨年秋、障全協みやざきが要望していたものが実ったものです。
 それまで車いすスペースは2台分しかありませんでしたが、このほど工事がおこなわれさらに2台分が設けられ、合計4台分になりました。
 この要望には、日本共産党県議団も尽力していただきました。
 障全協みやざきは、このほかにも県庁内の多目的トイレや障害者駐車場の改修や連絡通路の屋根の設置など障害者が使いやすい県庁舎にするよう要望しています。