2019年6月6日木曜日

「もう待てない!現物給付化」求め県当局と懇談

 重度障害者医療費助成をよくする会は6日、「もう待てない!現物給付化」を求め、県当局との意見交換をおこないました。
 懇談で藤井浩介・障がい福祉課長補佐は、「現物給付の実施をめざし、4月から市町村と検討会を立ち上げて、県福祉保健部として最優先課題としてとりくんでいる。知事もスピード感をもってとりくむと言明している」と現在の進捗状況を説明しました。
 参加した障害者・家族からは、「実施のめどはいつか?」「少ない年金では医療費を立て替えられず、病院受診をひかえている」「年金も少ないし仕事もない。収入も少ないうえに病院受診が増えた」「現物給付を機会に自己負担はゼロにしてほしい」など早期現物給付を願う切実が発言が相次ぎました。
 藤井課長補佐は、「みなさんの要望は検討会で反映させたい。早くて来年度の実施をめざしたい」と述べるにとどまりました。
 意見交換終了後参加者は、県庁正門前に移動し、マイクアピールで、早期実現を訴えました。

 
7日付「宮日」
12日付「しんぶん赤旗」