2019年5月11日土曜日

障全協第53回総会に参加して

4月7日東京で障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会・第53回総会がひらかれ、宮崎から4人が参加しました。感想を紹介します。

宮崎の活動が全国を激励 会長・川越賢二 
総会の前に、障全協の白沢仁事務局長が、「県議会請願の全会一致採択や知事の実施表明など、宮崎県の障害者医療費助成制度の現物給付化を求める活動に、「障全協みやざき」から、全国の仲間が元気をもらってます」とおっしゃられました。あらためて、これまでの障全協みやざきの活動の成果の大きさを感じました。
 宮崎県は他の都道府県に比べると、障害者にたいする施策がまだまだ遅れていることが多いと言わざるを得ません。とくに宮崎交通の車イスバス利用者に対する乗車拒否や「三日前予約」は典型的です。
 総会で学んだことを力にして、これらの課題を一つひとつ解決して行けるよう、がんばっていきたい。

全国の仲間に勇気もらった 幹事・川越亜子
65歳障害福祉打ち切り訴訟で全面勝利した岡山の浅田達雄さんが参加されていて、笑顔が印象的でした。
また65歳を前に障害福祉サービスの継続を勝ち取った菊永基次さんはじめ宮崎の運動の前進も感じられました。最初にもの申すことは勇気がいることではないかと思いまず。これから私なりに少しずつ勇気ある行動が出来るようになりたいと思います。
 翌日は政府交渉に行きました。タブレット端末を日常生活用具に加えてほしいと要求したら、「地方に聞いて下さい」とのことでした。宮崎の自治体と似ているところがあるなあと私は感じました。
 
政府要請で大きな成果 事務局次長・横山祐子
昨年、画期的な判決を勝ち取った岡山の浅田さんや現在係争中の千葉の天海さんも出席しての会議は70名近い参加者で議事が進み、「65歳以降の障害福祉サービスの継続」「障害児教育保障をめざす」「消費税増税反対」等の決議をしました。
 2日目の政府への要請行動では、私は医療関係の班に参加して厚労省と懇談しました。
 障全協みやざきから出していた「障害者向けのアプリの入ったタブレット・携帯端末の日常生活用具の追加」については「市町村の裁量に任せる」と有効な回答を得ました。今後この回答を受けて活動していくことになります。
 最後に、今回はたくさんの寄付金協力をいただいて4名出席することができましたことに感謝いたします。

宮崎の活動 総会参加者から反響 副会長・甲斐祐好
昨年に続き、2回目の参加となりました。
大会では、①「障害者の医療費助成制度をよくする会」の活動、②菊永基次さんの65歳以降障害福祉サービスの継続の「障全協みやざき」での活動報告をしました。マスコミに取り上げられた映像の公開や、宮崎市の対応を受けての、菊永基次さんの笑顔の写真の公開など、多くの参加者の心に響いた様子で、総会参加者からの反響も大きく、改めて「障全協みやざき」の実績の大きさを感じました。
 まだまだ宮崎県内においても、障害者・家族の願いは山積みです。今後も積極的に障全協の活動に取り組み、多くの障害者の皆さんの力になって行きたいと、改めて感じています。

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