2018年4月25日水曜日

「現物給付化を」立場を超えて広がる共感

 障全協みやざきも参加する「障害者医療費助成制度をよくする会」は、同制度の現物給付化を求める県議会請願署名運動を提起。8月末までに1万筆目標です。とりくんだところでは、立場を越えて署名に対する熱い反応が広がっています。
 4月21日には、「会」のメンバーが宮崎市山形屋出デパート前で、街頭署名をおこないました。障全協みやざきのメンバーも含め7人の会員が参加し、ハンドマイクで訴えながら、通行人に署名をお願いしたところ、1時間たらずで60筆もの協力がありました。
 「私もアスペルガー障害です。がんばってください」(30代男性)、「私も点字をやっています」(女性)、「旦那の名前も書いておきます」(年配の女性)など、次々通行人が署名に応じていました。
 また「訪問看護師に頼んでみるので何枚か下さい」(脊髄損傷の障害者)、「ケアマネに頼んでみるので何枚か下さい」(視覚障害者)など、障害者自身の奮闘も広がっています。
 また「会」のメンバーがさまざまな団体を訪問して署名への協力をお願いしています。
 ある有名な障害者団体は「私たちも同じだから」と少なくない枚数を預かりました。またある障害者団体も快く署名用紙を預かりました。またある社会福祉法人も、「うちの職員は100人ほどいるから署名用紙をおいていってほしい」と役員が言いました。
 さらに、県内のある自治体の障害福祉課の職員は、「現物給付になったほうが役所としても事務的に簡素化されるので、私どもの自治体としても県に要望しているところです」と述べました。
 連日、立場を超えて署名が広がることに驚いています。

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