2017年8月17日木曜日

宮交 低床バス予約の電話たらいまわし解消を明言

 16日、先日の懇談を受け、宮崎交通と障全協みやざきは、再度懇談をおこない、このなかで、宮崎交通側は、低床バスの予約について、乗車する停留所の所属する営業所が違っても電話のたらいまわしをせず、同社が責任をもって、予約をおこなうことを明言しました。
 現在、車いすの障害者が宮崎交通の路線バスを利用するには、乗車する停留所が所属する営業所ごとに低床バスを予約をするシステムになっています。これまで、停留所が所属する営業所が違えば、予約者の障害者などが、所属の営業所に電話をかけ直しせねばならず、電話をたわいまわしさせられていました。
 懇談のなかで、川端史敏取締役は、(障全協みやざきが要求していた)一括の予約センターは設置できないが、停留所を管轄する営業所ごとに電話してもらえば、あとは同社が責任をもって予約し、その結果を折り返し利用者に電話すると約束。これまでの電話のたわいまわし解消を明言しました。
 さらに川畑取締役は、現在全県430台中80台しか低床バスはなく、今後低床バスを毎年8台増車していくことも報告しました。
 障全協みやざき側は、今回の電話予約改善を評価しつつ、インターネットを活用する障害者も増えており、高速バスだけでなく路線バスもインターネットの予約システムを設置することなど、さらなる改善を要求。障害者のバス利用も高めるうえでも「ニモカ」をインターネットでチャージできるように改善することも要求しました。

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