2017年2月4日土曜日

7月結成をめざして準備会が始動 

 4日宮崎市で、「障害者の生活と権利を守る宮崎連絡協議会(仮称)」結成準備会がひらかれ、8人が参加しました。

 会議の冒頭、呼びかけ人の宮崎市のヘルパーの馬場洋光さんが「仕事で障害者に接するなかで、障害者の人権があまりにも守られていないことを痛感している。いまこそ声をあげることが必要であり、そのためにも障全協(障害者の生活と人権を守る全国連絡協議会)の宮崎の組織の結成が急務だと思う」とあいさつしました。

 会議では、「JRを利用するが、駅にエレベーター設置などが遅れているため、降りたい駅で降りれず、バリアフリー化がすすんでいる駅でしか降りられない」「歩道が斜めになっていて車道に突っ込みそうになった」「65歳の介護保険優先でなぜ窮屈な思いをしなければならないのか」など、障害者の参加者から次々と切実な思いが語られました。
 鹿児島から応援にかけつけた障全協かごしまの岩松大海副会長(写真中央)が、行政やJRと交渉し、さまざまな改善を勝ちとっていることが報告され、参加者を勇気づけました。
 寄せられた要求について、準備会の段階から、自治体やJRとおおいに交渉・懇談し、実現にむけて活動することになりました。

 また正式結成にむけて、7月いっぱいをめどに、規約、活動方針、役員などの準備をすすめていくことを確認。ニュースも発行して、準備会の会員を増やしていこうということになりました。準備会への入会は年会費の1000円を納入すれば入会できるようにしました。
 準備会の会長に川越賢二さん(写真右)、副会長に野海靖治さん(写真左)、事務局長に馬場洋光さん(写真左から2人目)、事務局員に甲斐佑輔さん(写真右から3人目)、川越亜子さん(写真右から2人目)の各氏を確認しました。

 次回準備会会議は3月中におこなうことを決めました。

 

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